進化する仲卸業界　進化する丸進青果

丸進青果株式会社

ABOUT 会社紹介

仲卸業界の未来のために

私たちは食品業界の上流と下流をつなぐ販売戦略・商流をつくる会社です。当社の強みは全国15,000を超えるＢtoＢネットワーク、そして青果のプロによるデータ経営です。「生産者とお客様の望むコト」を実現することで、生産者と販売者の収益性向上に貢献します。野菜や果物を通じて、関わっている人たちと消費者を幸せにしたい。その思いをもって私たちは事業を展開しています。

BUSINESS 事業内容

仲卸業界　売上№1を誇る　　丸進青果株式会社

業界の垣根を越えていく丸進グループ

仲卸事業からスタートした丸進青果ですが、加工事業・配送事業さらには農業事業と業界横断的に事業領域を拡大していっています。その根本には創業からの64年の歴史に加え、一品目一担当制という独自のモデル、さらに業界№1という実績からくる豊富なデータが下支えしています。農業事業に関してもデータ化をベースにして進めていて、技術継承の難易度が高かった部分を科学的に解消していく取組みを行っています。「青果」というキーワードを軸にしながら今後も事業領域の拡大を進めています。

先進的なフードバリューチェーン

一品目一担当制や全国のネットワークを活用して農家と小売店により効率的な商流を創りたい。そんな思いで全員が高いクオリティの業務を行える体制を創るためにビジネスモデルを刷新しました。これまでベテランの感覚に頼っていた経験知をノウハウ化するだけでなく、最先端のDXテクノロジー、ビジネスインテリジェンスとソフトウェアロボットを導入。このデータ経営がお客様への価値を増大させる進化した丸進青果の経営基盤になります。さらには、M＆Aも視野に入れて仲卸事業を強化していき、100年後まで続く企業を目指していきます。

生産者と消費者をつなぐ販売戦略

私たちは野菜・果実一つひとつのプロ集団です。それを実現するためにも多くの会社では一人が複数の品目を担当するのに対して当社は一人が一つの品目を担当する一品目一担当制をとっています。そこから得られる様々な情報をもとに、消費者と生産者との懸け橋を作ったり、多種多彩な取引先を持ったり、時代に合わせた加工食品の展開を行ったりしています。また、業界トップの品質保持と新鮮で安全な青果物をデリバリーする機能を持っています。

INTERVIEW インタビュー

商品部　2008年入社

生ものを扱うからこそのやりがいがあります。: ー1日のスケジュールを教えてください。前日に仕入れをして、早くからお客さまが注文できるように明日の値段などを提示しておきます。翌日は朝3時くらいに出社して、外商部が表にしてくれた発注内容を見て、お店ごとに荷物をトラックに積んでもらいます。そして、八百屋やスーパーマーケットの方など現場のお客さまに販売します。朝の7～9時に事務所に戻って事務処理をして、昼前に帰ります。また、どのようにして品目がつくられているのか、産地へ見に行かせてもらうこともあります。ー出張はありますか？事務所がある北部市場だけでなく他の市場とのやりとりもあるので、そこに出張したり、産地開発のために出張に行ったりすることもあります。産地開発とは、小さい市場や生産者のところに出向いて「この品目をつくってください」とお願いすることです。おもな仕入先は北部市場の卸売業者さんですが、そこだけだと荷物の供給が少なくなることもあるので、供給の幅を増やすために産地開発をします。ー野菜の知識がないと難しいですか？ほとんどの方が入社前から知識があるわけでなく働きながら野菜の知識を身につけていっています。勉強方法は産地に行って、生産者さんと話すのが一番勉強になります。あとは、前任者からアドバイスをもらうか、卸売業者さんから話を聞くことが基本です。とくに、産地に行くと生産者の気持ちやつくられる過程がわかるので、「簡単に安売りしてはいけないな」と思います。ー仕事でミスをしたことはありますか？工業製品は時間が経っても質が変わりませんが、生鮮食料品は採ってからどんどん劣化していくのが難しいところです。さらに、需要と供給の相場変動が激しく、それを見誤ると大変なことになります。需要の予測を外してしまい大量に在庫を作ってしまい、半額に見切って売ることになったり、品物を腐らせてしまったりということもありました。ーやりがいはどんなところで感じますか？「あなたが言うなら買うわ」と言ってもらえたりすると、やはりうれしいです。そのために、毎日みんなに挨拶をして、「いらない」と言われても声をかけるのを意識しています。数字が出るのもそうですが、お客さまに直接いただいた言葉が一番響きますね。その上で、やはりたくさん売れると楽しいですし、生活に絶対必要な食べ物に関われているところにやりがいを感じます。